まったく絵心がなくても絵は描けるのか?
筆者情報ですが、中学の頃の美術は評価3です
そもそも絵心ってなんだよ??
絵心 IS 絵に心を込める
絵心って結局、絵に心を込めるということではなかろうか?
ただしわからないのは、絵に心を込めるってことなんだよね。
ここは心を鬼にして・・・ん?鬼?
鬼ええやん
ということで、今回は鬼に挑戦します。挑戦というか、鬼をぷにっと丸くします。
で
描けました。
あ、塗りが汚いですね。なんか紫外線で色あせたコーラの缶みたいな色ですね。海岸に流れ着いてる感じの。
絵心なんて後からついてくる
ということはあり得ないです。絵がうまい人は線の強弱が、構成というのか、キャンバスに対する色加減というか、コーディネート感がハンパないです。どの芸術にも言えることかもしれませんが、本当に強弱は大切なんです。音楽でいう徐々に音量を上げるとかババーンと音がそろう感じとか、書道でいえば、豪快なハネや繊細なはらいのような感じです。ということは、練習あるのみです。才能のない一般人でも、美術の評価4ぐらいまでなら何とかたどり着けるのです。
好きこそものの上手なれ
絵にしても、ほかの芸術にしても、勉強一つとっても、好きという気持ちは「上手」に繋がります。何か好きなものがある人は、その好きなものを大切にしてください。
絵心がないとき、絵に何を見るのか?
絵心ないのに絵を描いて意味あんの?
どういうつもりしてんの?
僕自身が絵に衝撃を受けたのが、ルノワールの絵画です。なんというか欲望にまみれています。見ている僕がですが。
絵心がなくても、絵を見るのは絵に何かを感じるからなのでしょう。例えば、喜怒哀楽の感情や豊かさ、恐ろしさ、怖さ、温かさ、寒さといったものです。
それは、描き手にしか表現できないものであって、それを煮詰めたものが芸術として、時代を超えて人々に訴えるものとなっているはずです。
絵心があろうとなかろうと、自分が好きなものを自分が好きな形で表現できる世の中が続いてほしいものです。